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延命寺地蔵菩薩像・地蔵庵地蔵菩薩像

延命寺地蔵菩薩像・地蔵庵地蔵菩薩像の画像

歴史・文化の画像

町指定文化財 彫刻

天保6年(1835)延命寺由緒によると、寛永13年(1636)休誉良説和尚が四国巡錫の途中、延命地蔵尊の霊夢により堂宇を建立し、海かい立山延命寺地蔵院と号した。当初延命地蔵尊を本尊としていたが、後に阿弥陀如来を本尊とし、地蔵菩薩像は秘仏として尊信されている。延命寺の地蔵は檜の寄木造で、像高86センチメートル肩幅36.7センチメートルでかなり深い刀法が見られる。玉眼嵌入の手法をとり、わずかに微笑した口元、新月を思わせるような眉など整った仏顔が美しい。専門家の鑑定では鎌倉期の作とされ、地方の地蔵菩薩像としては傑作である。

地蔵庵(延命山地蔵寺)の本尊子安地蔵像は、像高60センチメートルの立像で、一木造、粗彫で、目は大きく見開いた形になっている。現在は黒色で、形よく整い品位がある。専門家の鑑定では、江戸初期の作であるといわれている。
地区の言い伝えによると、嵐のあとで、高畑の地蔵ヶ浦に打ち寄せられた地蔵を背負い、隣の赤水地区に運ぼうとしたが、急に重くなり動けなくなった。そこで村人たちは、「このお地蔵さまは、高畑が好きなのだろう」と考えて、現在の場所に祀ったものといわれている。

地蔵庵の地蔵も、延命寺同様秘仏とされ、延命寺は30年に一度、地蔵庵は60年に一度開帳される。

延命寺地蔵菩薩像の現物の画像
延命寺地蔵菩薩像

地蔵庵地蔵菩薩像の現物の画像
地蔵庵地蔵菩薩像

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このページの情報発信元
担当部署:生涯学習課
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-73-1112

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