節崎遺跡

町指定文化財 史跡

節崎遺跡は、昭和37年の調査によって、縄文時代および弥生時代の遺跡であると確認された。

遺跡は、登尾池北側付近に位置し、出土遺物は、姫島産黒曜石片や矢じりなどの石器類が多数をしめ、その他に弥生式土器の小片や須恵器も出土している。

僧都川河口に近いこの遺跡は、深くいりくんだ御荘湾と遠浅の干潟をひかえ、魚介類の豊富な海からの安定した食料の確保がたやすく、恵まれた生活の場であったと考えられる。

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