蘇鉄

蘇鉄の画像

町指定文化財天然記念物

ソテツは、九州南部から南の海岸断崖や急斜面に多く自生しているが、町内に自生は見られない。常緑の低木で雌雄異株、観賞用として学校や寺院、墓地などに植えられることが多い。またソテツという名の由来は、枯れそうになった時に、幹に鉄釘を打ち込むと蘇生するということに由来する。

和口の中尾家にあるソテツは雄株で大きな株立ちになっている。幹の本数は10本以上、株の周囲約6メートルという大きなものである。最大のものは幹の周囲2.1メートル高さ4メートル、上部で15本に枝わかれしており、枝先までの全長約6メートルである。樹齢は約250年と伝えられている。

平成2年に家の建替えに伴って、現在地に移植された。

蘇鉄の実物の画像

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