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【収穫作業の人手不足を解消】愛媛お手伝いプロジェクトを利用した町内園地を取材しました

町内で愛南ゴールド(河内晩柑)や甘夏の収穫が盛んになる中、御荘平城の馬瀬地区にある加藤弘樹さんの園地で「愛媛お手伝いプロジェクト」を活用した収穫作業が行われました。

愛媛お手伝いプロジェクトとは

本プロジェクトは、柑橘業の課題の一つである収穫作業の労働力不足を解消するため、人手が不足している農家とお手伝いワーカー(有償ボランティア)をマッチングし、収穫作業の人手を確保することができるサービスです。
農家はお手伝いワーカーの日当を本部に負担し、お手伝いワーカーは作業終了後にクーポン券引換所で加盟店にて利用可能なクーポン券を受領できる仕組みになっています。
今年3月から愛南町観光協会(道の駅みしょうMIC横)にクーポン券引換所が開設されましたので、今後町内のお手伝いワーカーと登録農家の増加や、クーポン券の町内利用が期待できます。詳細は、下記関連リンクをご参照ください。

関連リンク

愛媛お手伝いプロジェクト(有償ボランティア事業)についてお知らせします

お手伝いプロジェクトを活用しての収穫作業現場の様子とインタビュー

高い樹に上って収穫をするお手伝いワーカーさん

加藤さんは今回町内で初めてプロジェクトを活用してお手伝いワーカーを募集し、町内外から4人のボランティア希望者が参加しました。また、中には愛媛県職員の参加者もいましたが、本プロジェクトは副業に該当しない有償ボランティアであるため、副業が禁止されている職種の方でも休みの日を利用して参加することができます。
今回参加した4人のお手伝いワーカーは柑橘の収穫経験が豊富で、木の高い場所に生る果実も梯子を巧みに使いどんどん収穫する方もいたため、収穫作業は普段以上に効率がアップしていました。

インタビューを受ける加藤弘樹さんの写真

園主の加藤弘樹さんは、「お手伝いプロジェクトを利用して有償ボランティアの募集をかけたことで、松山や宇和島など広く参加者を募ることができ、また収穫経験が豊富なお手伝いワーカーの方々が多く参加してくれたので大変助かった。今回のように他地域の労働力を活用して収穫作業を行うことは、人口減少や高齢化が進む地方農家にとって、柑橘をはじめとする地域農業の持続的な発展に繋がると感じた。」と、プロジェクトの魅力や実用性について話してくれました。