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【山間部のお米作りとは】山出地区の棚田の収穫について掲載します

山出の棚田の画像

山出(やまいだし)の棚田

山出の場所を示す画像

愛南町のちょうど中心くらいの位置にある山出地区では、棚田による稲作が行われています。
棚田は水管理の都合上、同じ時期に作業をする必要があるため、5月の連休ごろに田植えを、8月終わりから9月はじめごろに収穫を一斉に行います。

稲をコンバインで刈る画像

特徴的な地形をしている棚田ですが、コンバインで入ることができる場所は通常どおりの稲刈りが可能です。
しかし、通常の田んぼと同じく、角は機械が入りにくいため人の手を使って稲刈りを行います。
鎌を使い、「ザクッ、ザクッ」と小気味よく刈っていくのは稲刈りならではの体験です。

棚田の思い

狭い棚田の収穫画像

棚田で稲の収穫を行っていた孝野覚也さんは「山出地区の田んぼは、冷たい川の清水を使っています。また、夜の気温も下がり、稲の呼吸量が減って栄養が溜まることでお米がおいしくなると考えています。」と山出地区のお米作りについての考えを話していました。
また、「何百年と続く棚田をみんなで守っていきましょう。ぜひ見にきてください。」とも話していました。稲作をしているときも、そうでないときも平野の田んぼとはひと味違った景色を見ることができますので、近くに寄った際にはぜひお越しください。

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担当部署:農業支援センター
愛南町城辺甲2420番地
電話番号:0895-72-7311