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【愛南グリーン・ツーリズム】南宇和郡特別支援学級合同学習会でグリーン・ツーリズム体験を実施しました

11月10日(木曜日)に城辺小学校で行われた南宇和郡特別支援学級合同学習会で愛南グリーン・ツーリズム推進協議会(孝野覚也会長)が、町内の豊富な地域資源を活用したグリーン・ツーリズム体験を提供しました。合同学習会には町内小・中学校の特別支援学級の児童・生徒36名が参加し、5つの体験を楽しみました。

各体験の様子

竹細工作り体験

子供たち自身でのこぎりを使って竹を切り、きりで穴をあけたところにひもを通して『ぽっくり』を作る体験です。
竹を綺麗に切るには力とコツが必要ですが、子供たちは挑戦しようという気持ちで真剣に取り組んでいました。ぽっくりが完成すると嬉しそうな表情で会場後方の遊戯スペースに向かい、自分で作ったぽっくりに乗る様子を引率の先生に披露していました。また、学習会後も参加者たちは学校の休み時間や各家庭でぽっくりを使って遊んでいるそうです。

野菜釣り体験

細竹の釣竿を使って、当協議会の孝野覚也さんと石川良子さんの畑で収穫した野菜(チンゲン菜、ブロッコリー、みかん、サツマイモ、媛かぐや(注))やお米(ひめの凜)、お菓子を釣り上げる体験です。
5kgのお米や大きな媛かぐやは特に釣りごたえがあり、釣り上げた子供たちは大喜びの様子でした。チンゲン菜や媛かぐやには調理例などが書かれた野菜の説明も貼っており、地元で採れた野菜やお米に関心を持ってもらう良い機会になりました。
(注)媛かぐや:「京いも(たけのこ芋)」と「海老芋(唐芋)」を交配させた、さといもの新品種。

真珠アクセサリー作り体験

愛南町赤水で養殖されたアコヤ真珠を使って自分だけのアクセサリーやストラップを作る体験です。
色や形が様々なアコヤ真珠とアクセサリーなどが並べられた机の前で、子供たちは目を輝かせながら好みのものを選び、アクセサリー作りを楽しんでいました。中には、「お母さんにプレゼントする」と話していた子もいました。

クリスマス飾り作り体験

この体験は2種類のクリスマス飾りを作る体験です。
①町内の山で採れた大きな松ぼっくりをクリスマスツリーに見立てて、自分好みに装飾して置物を作ります。
グルーガンを上手に使って、モールや星飾りをたくさん付けて豪華なクリスマス飾りを作っていました。
②色とりどりの折り紙を組み合わせてリースを作り、自分好みに装飾してクリスマスリースを作ります。
キラキラした装飾以外にも、造花の花びらを丁寧に貼り付けておしゃれな作品を作る子もいました。

絵てがみ作り体験

水彩絵の具を使ってはがきに自由に絵を描いたり、お世話になっている人に感謝の言葉を伝える絵はがきを作る体験です。
花やキャラクターの置物などをお手本にしてはがきいっぱいの大きな絵を描いて楽しんでいました。

体験会を終えて

学習会を終えて子供たちは、「初めて体験することばかりだったけど、どの体験でもグリーン・ツーリズムの方たちが優しく教えてくれて、とても楽しい時間だった。」と話していました。
また、孝野覚也会長は、「今回のグリーン・ツーリズム体験をとおして、子供たちが家で遊ぶばかりではなく、当たり前の風景の中にある豊富な地域資源に少しでも興味を持つようになってくれると嬉しい。」と話していました。