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愛南町産甘平(かんぺい)について公表します

甘くて、平らで剥きやすい
子どもも大好き、愛南の甘平とは

果汁たっぷりの甘平の画像

このページの目次

甘平の歴史

甘平は、愛媛県立果樹試験場(現:愛媛県農林水産研究所果樹研究センター)で1991年の春から開発が始まり、それから16年の年月を経て開発され、2007年8月に品種登録このリンクは別ウィンドウで開きます されました。

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甘平の特徴

甘平は愛媛県のオリジナル品種で、その栽培は愛媛県内に限られています。

西之香にポンカンを交配して育成された甘平は、果形が扁平、果実が重く、果皮色が濃橙なタンゴール(ミカン類とオレンジ類をかけあわせたもの)の一種です。

たいへん薄くてやわらかい外皮とじょうのう膜(薄皮)を持ち、果汁たっぷりのため、外皮を剥いて薄皮ごと食べるのに最適な柑橘です。

愛南町の温暖な気候で栽培された柑橘であり、糖度が高く酸抜けも早いことに加え、皮が薄く剥きやすいことから、高級な贈答品として人気が高まっています。

甘さたっぷりの果肉で、果肉を包むじょうのう膜も柔らかく、袋のまま食べられるためお子さまからお年寄りまで幅広い年齢層に愛されている柑橘です。

最高級品質の甘平とは

甘平の中でも最高級ランクのものは「愛媛Queenスプラッシュ(愛媛クイーンスプラッシュ)このリンクは別ウィンドウで開きます」という品質基準で販売されています。この品質基準は、愛媛県が次の3つの条件を示しています。

  1. 糖度13度以上
  2. 着色、形状が優れ、病害虫痕や傷がないもの
  3. サイズが2L~4Lサイズ(果径8.0~10.2cm)

この品質基準を満たしたものだけが「愛媛Queenスプラッシュ」として出荷されることを許されています。裂果しやすく栽培の難しい甘平の中でも、この品質基準を満たした甘平は、甘平の中でもほんの数%しかなく大変貴重で柑橘の女王とも呼ばれています。

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甘平生産者の生の声

生産者や生産現場を動画でご覧いただけます。

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甘平のおいしい食べ方

おいしい甘平の見分け方

果皮の色が濃く張りのあるもので、形が扁平で果皮にみずみずしさがあり、果汁が多く含んだ重量感があるものがよいでしょう。

甘平は皮と果肉の間に隙間ができる浮き皮という状態にはなりにくいのですが、フカフカしすぎているものは水分が少なく食味が悪いことがあるので、避けたほうがよいでしょう。

鮮度を保つ甘平の保存方法

風通しが良くて湿度がやや高く、涼しい場所に保存するのがベストですが、通常この条件に合った環境は難しいので、涼しくて通気性のある場所で保存することをお勧めします。

箱で購入した場合、ふたを開けたまま保存し、つぶれやすい下のものから食べて、腐った甘平があれば排除しましょう。

みんなが作っている甘平を使った料理や食べ方

強い甘さと大きなつぶつぶが特徴の甘平は、生絞りジュースやゼリー、マーマレードなどいろいろな料理や食べ方があります。

  • 甘平の皮を使ったもの
    ドライフルーツ(ピール)など
  • 甘平の果肉を使ったもの
    ジュース、スムージー、ゼリーなど
  • 甘平の皮と果肉を使ったもの
    ジュース、果実酒、ジャムなど

外部リンク

お土産や贈答に甘平はいかがですか?

1月下旬から3月の収穫の時期になれば、特産品の甘平は直売所で販売されています。連絡先は、次の関連リンクからご覧いただけます。また、最高ランクの甘平は、貴重で贈答品としても大変喜ばれる柑橘です!

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ふるさと寄附金(ふるさと納税)で受け取ることもできます

ふるさと寄附金(ふるさと納税)を寄附された町外の方を対象に、心ばかりのお礼として「ふるさとの香り(特産品)」をお贈りしています。その特産品の中から、期間限定ではありますが、甘平を選択していただくこともできます。

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甘平関連ファイル

甘平の関連ページ

甘平と同じ愛南町の特産品関連ページ

などの特産品があります。

外皮とじょうのう(薄皮)が薄い甘平の画像