海業(うみぎょう:UMIGYO)についてお知らせします
2024年07月10日更新
海業振興モデル地区に選定された愛南町が推進する海業
このページの目次
- 海業(うみぎょう:UMIGYO)とは
- 海業推進室(愛南町役場 水産課)について
- 海業の推進に取り組む地区(海業振興モデル地区)
- 海業推進会議の開催
- 海業グランドデザインの策定
- ブルーカーボンプロジェクト
- 愛南町海業振興事業支援補助金
- 海業パズル
- 海業を推進する愛南町の特産品(地域資源)関連ページ
海業(うみぎょう:UMIGYO)とは
海業(うみぎょう)とは、海や漁村の地域資源((注))の価値や魅力を活用する取り組みや事業であって、国内外からの多様なニーズに応えることにより、水産物消費の拡大、地域のにぎわいや所得と雇用を生み出すことが期待されるものです。
海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する取り組みや事業=海業
水産庁は、令和4年3月に策定された水産基本計画で、海業等の振興を次のとおり位置づけています。
水産基本計画
└3 地域を支える漁村の活性化の推進
└1 浜の再生・活性化
└(2)海業等の振興
漁村の人口減少や高齢化など地域の活力が低下する中で、地域の理解と協力のもと、地域資源と既存の漁港施設を最大限に活用した海業等の取り組みを一層推進することで、海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用した取り組みを根付かせて水産業と相互に補完し合う産業を育成し、地域の所得と雇用機会の確保を図る。このため、地域の漁業実態に合わせ、漁港施設の再編、整理および漁港用地の整序により、漁港を海業等に利活用しやすい環境を整備する。
(注)地域資源は、特徴的な産品や自然、伝統文化など、地域の個性のことです。地域資源を有効に活用することは、地域の魅力を高め、経済、社会、文化を活性化させることにつながります。
海業推進室(愛南町役場 水産課)について
愛南町では、令和5年4月に海業推進室を設置しました。
この海業推進室は、毎年度制定する水産業振興計画に基づき推進する水産の振興に、海業(海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する取組や事業)を組み合わせて推進していきます。
海業推進室では、SNSを活用して情報を発信しています。
海業の推進に取り組む地区(海業振興モデル地区)
水産庁は、令和4年度に水産庁の海業振興のモデル形成に取り組む意欲のある地区の募集を行い、この海業振興モデル地区へ愛南町も応募して、令和5年3月8日に愛南町を含む12の海業振興モデル地区が選定されました。
水産庁は、令和5年度には、海業の推進に取り組む地区の募集を行い、令和6年3月26日に愛南町を含む54の海業の推進に取り組む地区が選定されました。
この海業振興モデル地区は、水産庁が令和8年度までの5年間で500件の漁港で新たな海業等の取り組み実施に向け、先行事例を創出し広く普及を図るためにモデル地区を選定したもので、海業振興モデル地区に対しては、水産庁および水産庁が委託した事業者からの協力、支援が行われ、海業の推進に取り組む地区に対しては、個別に助言や海業の推進に関する情報提供等が行われます。
海業振興モデル地区 愛南町のメディア掲載情報についてお知らせします
- 海業(うみぎょう)の推進に取り組む地区」の決定について(水産庁)
- 海業(うみぎょう)振興モデル地区の選定結果について(水産庁)
- 海業(うみぎょう)支援パッケージを作成しました!(水産庁)
- 海業支援パッケージ・海業振興総合相談窓口(海業振興コンシェルジュ)(水産庁)
- 「海業の取組事例集」の公表について(水産庁)
- 海業推進全国協議会の開催について(水産庁)
海業推進会議の開催
漁業・水産業、農林業、飲食・販売業、宿泊・旅行業、レジャー事業、観光業、金融業などを営む事業者の皆様、教育・研究関係、地域おこし協力隊、メディア等々、海に関わる多数の利害関係者の皆様に集まっていただき、アイデアや提案、意見等を出し合って、海や漁村を舞台とした未来の愛南町を描きます。
令和6年度 第6回愛南町海業推進会議
日付:令和6年6月26日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(213KB)、委員名簿(141KB)、第5回以降の動き(994KB)、
海業推進の方向性について(6079KB)
議事録:議事録概要(540KB)
令和5年度 第5回愛南町海業推進会議
日付:令和6年3月13日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(193KB)、委員名簿(177KB)、愛南町海業グランドデザイン(案)(2224KB)、
今後のスケジュール(290KB)
議事録:議事録、議事録概要(488KB)
令和5年度 第4回愛南町海業推進会議
日付:令和6年1月31日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(204KB)、委員名簿(177KB)、第3回議事録概要(203KB)、
第3回以降の取組(875KB)、ローカルポジティブイメージ(366KB)、
町内産業の「総海業化」に向けた取り組みイメージ(672KB)、
グランドデザイン骨子案(346KB)、グランドデザインイメージ(1172KB)、
これまでに出てきた想い・アイデア評価とりまとめ(178KB)
議事録:議事録、議事録概要(547KB)
令和5年度 第3回愛南町海業推進会議
日付:令和5年12月13日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(191KB)、委員名簿(177KB)、資料(第2回グループワークとりまとめ(266KB)、
第2回以降の取組(1375KB)、海業関連産業の域内取引構造の現状と課題(1348KB)、
海業の取組事例集、
これまで出てきた想い・アイデア とりまとめ(392KB)、アイデアの評価軸(42KB))
議事録:議事録、議事録概要(482KB)
令和5年度 第2回愛南町海業推進会議
日付:令和5年9月20日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(229KB)、委員名簿(177KB)、資料(第1回グループワークとりまとめ(1224KB)、
第1回以降の取組(2191KB)、小中学生アンケート(1723KB)、
海業振興による地域経済活性化の方向性・可能性(2986KB))
議事録:議事録 議事録概要(129KB)
令和5年度 第1回愛南町海業推進会議
プレスリリース:令和5年7月14日(金曜日)のプレスリリース(第1回「愛南町海業推進会議」開催)
日付:令和5年7月27日 場所:愛南町役場3階大会議室
配布資料:会議次第(208KB)、委員名簿(177KB)、パネルトーク配布資料(1417KB)
議事録:議事録 議事録概要(154KB)
海業グランドデザインの策定 「愛南町は海業で、すべての世代の想いがつながり共にワクワクする舞台を実現します!!」
海業の推進に当たっては、海業の様々な関係者の連携による取組や事業の創発と人材育成を目的として、多業種の関係者25人で組織する海業推進会議を令和5年7月に設置し、漁業・水産業に根差した町の未来像を議論してきました。
令和5年度の会議の成果として、「すべての世代の想いがつながり、共にワクワクする舞台」をスローガンとして、以下の5つのプロジェクトを示した愛南町海業グランドデザインを策定し、令和6年3月22日に次のとおり公表しました。
愛南町海業グランドデザインは、愛南町の海業の羅針盤となることを旨として、海業推進会議委員一同が、町民全員へのメッセージとして示した想いです。掲げたスローガンのもと、地域の宝である地域資源をつなぎ合わせて町を輝かせる物語(ストーリー)を各プロジェクトと位置付けて掲載しています。
各プロジェクトは構想を含む例示であり、今後も更新、追加等を行います。
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地域の宝=地域資源の今と未来のキーワード これら地域資源をつなぎ合わせ、町を輝かせる物語(ストーリー)を推進します! 1.「愛南海業コンシェルジュUmidas」プロジェクト このプロジェクトでは、今回のグランドデザインの中心的役割を担います。水産物の生産現場等の困りごと解決サポートを実施しながら、地域の人財をつなぎ、ツアー企画の支援などにより地域ビジネスを創り出すコーディネート役となります(中間支援機能)。海業推進会議委員を中心としたメンバーから構成されます。 2.「インバウンド!AINANツアー生成」プロジェクト このプロジェクトでは、インバウンドを対象として愛南の良い物を体験するツアーを造成し、選ばれる旅行先になることを目指します。西海観光船 を中心として、関係事業者と連携しながら進めることとしています。 3.「愛南町盛旬満喫スタンプラリー」プロジェクト このプロジェクトは、令和6年度に3回目を予定する食と観光を振興するイベントです。主催する「愛南びやびや広め隊」が、町内の水産物を始めとする「盛旬満喫メニュー」を1万食提供(7か月間)して、感動を届けることを目指しています。
Instagram(インスタグラム) 愛南町盛旬満喫スタンプラリー4.「愛南町ブルーカーボン創出」プロジェクト このプロジェクトは、海が持つ地球温暖化防止の機能を増大させるとともに、定量的に評価する2つの取組(藻場の回復事業、Jブルークレジット®認証範囲の維持拡大)をまとめたものです。産学官の連携体制により推進します。 5.「愛南ぎょしょくツーリズム」プロジェクト このプロジェクトは、愛南町で平成17年から19年間実施されてきた、水産物の生産から消費、生活文化までを体感する7つの「ぎょしょく」を、一般の来訪者も体験できるプログラムとして企画・実践するプロジェクトです。愛南町ぎょしょく普及推進協議会事務局(愛南町役場)が中心となり活動します。
ブルーカーボンプロジェクト
真珠母貝養殖に使用する筏(幹縄筏)には、アコヤガイの 養殖に支障となる海藻マメタワラが毎年繁茂します。漁業者は、これを 日常的に除去し、同海域の『藻捨て場』と呼ぶ区画に移しています。このような漁業者の日常的な管理が、実はCO2を効率的に海中へ移送するブルーカーボン創出源であると捉えたプロジェクトです。
未来に繋ごう!真珠のふるさと愛南町
令和5年12月22日(金曜日)のプレスリリース( J ブルークレジット®認証取得に関する事)についてお知らせします
愛南町海業振興事業支援補助金
町では、町内に事務所を有する法人および町内で活動している団体が、町が指定する期間内で実施する海業を振興する事業にかかる経費に対し、補助金を交付します。
(注)この補助金の公募期間は、12月27日(金曜日)までで、随時、先着順で審査を行い、予算額に達し次第公募を終了します。
海業パズル
「海や漁村の地域資源の価値や魅力を活用する取組や事業」である海業の推進に当たり、地域資源を認知していただくことが重要と考え、子供から高齢者まで多くの方に愛南町の価値や魅力を伝える写真やイラストをパズルにしたアプリケーションを、愛南町ぎょしょく普及推進協議会が制作しました。
GooglePlay 海業パズル 地域資源のピースを集めて完成する海業パズル
関連リンク
海業を推進する愛南町の特産品(地域資源)関連ページ
水産物:真鯛、鰹、ブリ、スマ、岩ガキ、マガキ、ヒオウギ貝、真珠、鯛カツバーガー、ガンガゼウニ(ウニッコリー)、ヒロメ
愛南町SDGs水産環境未来都市構想策定
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電話番号:0895-72-7312
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